SNSで起こさない!セキュリティトラブル
SNSで起こさない!セキュリティトラブル SNSは、コミュニケーションを行う上で欠かせないツールとして私たちの生活に浸透しています。 便利で楽しいLINEやツイッターなどのSNSですが、気のゆるみから生じるセキュリティトラブルという落とし穴も潜んでいます。 今回は、SNSの裏側に潜む情報漏洩の危険と気を付けるべきことについてご紹介します。SNSの落とし穴インターネット利用者の多くが利用しているSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)。代表的なものとしては、国内8,300万人、全世代が利用している「LINE(ライン)」や、リアルタイム性が高い「Twitter(ツイッター)」、写真がメインでアクティブユーザーも多い「Instagram(インスタグラム)」などがあげられます。(数値は2020年3月時点でのデータを参照) もはや、SNS誕生当初の「インターネット上で人と交流する」という目的を超え、企業の広告・宣伝、防犯や防災の情報源にと、様々な目的で多くの人が利用しています。一方で、SNSで普段やりとりする人は友人・知人が多いためか、つい気がゆるんで、本来なら漏らしてはならない情報を漏洩する事件が多発しています。 未発表の企業の秘密情報を書きこんでしまう「新機種のスマートフォンが発売される」といった情報、お菓子のパッケージ写真やCMに起用するアイドルの名前など、企業からすればマーケティング戦略にかかわる重大な未発表情報について、情報漏洩が起きた事例がいくつも報告されています。 これらの書き込みは企業や商品のイメージに損害を与え、損害賠償請求の対象となります。当然のことではありますが、仕事に関わる情報の書き込みは、一切しないように注意しましょう。 他者のプライバシーに関わる情報を暴露してしまうレストランのアルバイト従業員が、来店した有名人やスポーツ選手のプライバシーにかかわる情報を見聞きし、それをSNSで流してしまうという事件も起きています。こうした行為はレストラン側にとっては信用を失墜させる重大な損害をもたらし、場合によっては訴訟に発展することもあります。 写真掲載による位置情報の流出GPS機能のついたスマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真には、撮影日時や撮影した場所の位置情報(GPS情報)、 カメラの機種名など、さまざまな情報が含まれている場合があります。それ […] …